名も無き世界のエンドロール

初めての作家さんです。
予備知識なしで選択しました。

名も無き世界のエンドロール、行成薫(ゆきなり かおる)、集英社、2013.3、20cm 283p、3月

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「俺の友だちのマコトはドッキリを仕掛けるのが生き甲斐で、社長となった今も変わらない。そんなヤツが、史上最大の”プロポーズ大作戦”を実行すると言い出した。」

なかなかおもしろい。
時系列がバラバラになってるんで、ちょっと頭が混乱するんですが・・・・。
途中まではふつうの青春物語かと思ってたら、とんでもない展開へ。

いろんな映画のワンシーンが出てきます。
特に「レオン」は見ていないとこの本は楽しめないかも。
殺し屋(ジャン・レノ)が悪徳刑事(ゲイリー・オールドマン)へ「マチルダからの贈り物だ」と言って、リングを渡すシーンはゾクゾクです。