罪の声

塩田さんの作品は、「騙し絵の牙」を読みました。

次の選んだのが、「グリコ森永事件」を描いた傑作という評判の本です。

罪の声、塩田武士、講談社、2016.8、20cm 409p、2月

「曽根俊也は、父の遺品の中からカセットテープを見つける。自分の幼いころの声が。31年前に発生した”ギン萬事件”の音声とまったく同じものだった。」

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読んでいく途中で、この本は実話なのか、フィクションなのかわからなくなります。

31年前の事件を追いかける平凡な一般市民と新聞記者。

すこしずつすこしずつ真相に迫っていきます。

グリコ森永事件は、1984年(昭和59年)と1985年(昭和60年)に、関西を舞台に起きた劇場型事件です。

大阪生まれのとうさんですが、そのころはもう横浜なんで、あんまり詳しくありません。

でも、小説に登場する地名なんかはよくわかるんで、読みやすいです。

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塩田武士(しおた たけし)の作品の中で読んだものは下記です。

騙し絵の牙(だましえのきば)、罪の声