プリズンホテル

浅田次郎さんはこの本で5作品目です。

 

プリズンホテル 1(夏) 、浅田次郎集英社文庫、2001.06、16cm 315p、1月

 

「極道小説作家・木戸は驚いた。ヤクザの親分でもある叔父がホテルのオーナーになったという。そこはなんと任侠団体専用。人は”プリズン(監獄)ホテル”と呼ぶ。」

 

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最初のページに書かれている「ホテル平面図」の「注意書き」が傑作。
思わず笑ってしまいました。

 

そして、最初から最後までドタバタコメディです。
やくざに、子供に仕送りする外国人たち、離婚間近の夫婦、一家心中しようとする家族、そして幽霊、わけありの登場人物ばかり。
どう決着つけるのかと思ったら・・・・。
ほんとおもしろい。

 

期間をおいて続編を借りようっと。

 

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これまでに読んだ浅田次郎さんの本は下記です。
蒼穹の昴(そうきゅうのすばる)上・下、地下鉄(メトロ)に乗って天国までの百マイル椿山課長の七日間、プリズンホテル