なんの予備知識もなしに読んだんですが、あとで調べたら、吉永小百合さん主演映画「ふしぎな岬の物語」の原作だということでした。
初めての作家さんです。
虹の岬の喫茶店、森沢明夫、幻冬舎、2011.6、19cm 302p、10月
「小さな岬の先端にある喫茶店には、とびきりおいしいコーヒーと、お客さんの人生にそっと寄り添うような音楽を選曲してくれるおばあさんが…。」
岬の先端にある喫茶店を舞台に6つのお話しで構成されています。
ひとつひとつが次のお話しに重なっています。
登場する人たちがみんないい人です。泥棒までも。
読んで暖かくなります。
映画は吉永小百合さんが演じられたそうですが、小説を読んだかぎりでは、ちょっと綺麗すぎるんじゃないかと・・・・。