ちょっと前に、薬丸岳(やくまる がく)さんの「刑事のまなざし」を読みました。
傑作だと思いました。
この本は江戸川乱歩賞を受賞したデビュー作だそうです。
天使のナイフ、薬丸岳、講談社、2005.8、20cm 350p、第51回江戸川乱歩賞受賞作、8月
「殺してやりたかった。でも殺したのは俺じゃない。妻を惨殺した少年たちが死んでいく。これは天罰か、誰かが仕組んだ罠なのか。裁かれなかった真実と必死に向き合う・・・・」
少年犯罪と少年法という非常にデリケートな問題を真正面から取り組んでいます。
これがデビュー作とは。
まったく、最後までどうなるかわからない展開、二重三重に込み入ったストーリー。
ほとほと感心してしまいます。
ちょっと、話しが重なりすぎてるんじゃないかって、ぜいたくな不満をもらすぐらい。
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薬丸岳さんの本で読んだ作品は下記です。
刑事のまなざし、天使のナイフ