初めての作家さんです。
探偵ものっていう知識しかなく予約しました。
ハードボイルド・エッグ、新装版、双葉文庫、荻原浩(おぎわらひろし)、双葉社、2015.1、15cm 396p、初版: 1999年10月、5月
「私の名は最上俊平。私立探偵だ。フィリップ・マーロウを敬愛する私は、ハードボイルドに生きると決めているが、持ちこまれるのはなぜかペットの捜索依頼ばかり。正直、役不足である。そろそろ私は変わろうと思う。」
逃げ出したペットの猫や犬ばかりを追いかける探偵。
脱力系のペット専門探偵物語かと思って、気を入れないで読んでいたんですが・・・・・。
3分の2を過ぎたあたりから、がぜん白熱。
そして、最後は感動物語へ。
おもしろいです。
読んでよかった。