今日(1/27)の午後は、土曜レッスンでした。
そのもようは明日書きます。
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初めて読む作家さんです。
なんで、この本を選んだのか忘れてしまいました。
昔、予約かごに入れたんです。
晴天の迷いクジラ、窪美澄(くぼ みすみ)、新潮社、2012.2、20cm 295p、1月
「心療内科の薬が手放せない青年、倒産しそうなデザイン会社の孤独な女社長、親の過干渉に苦しむ引きこもり少女。壊れかけた3人がようやく見つけたものは…。」
本を読んでいて、たまーに始めのほうで「読まなきゃよかった」って思う本にぶつかることがあります。
これも、どうしようもない暗い話です。
ひとりめ、ふたりめ、そして、さんにんめ、これでもかっていうくらい、痛めつけられている主人公たち。
閉塞感のカタマリのような作品です。
そして、第4章になって、やっと、その三人がクジラを見に行くことに・・・・・。
スッキリするエンディングを期待しますが、そうは問屋がおろさない・・・・・。
でも、ほんのちょっぴり明るい兆しがみえるような終わり方です。
映画でも、なんでこんな悲劇を撮るんだろうっていうものがあります。
とうさんはどっちかというと、明るく楽しいハッピーエンドがすきなんですけど。