あのビートたけしさんが小説を書いたということで、読んでみたいと思いました。
アナログ、ビートたけし、新潮社、2017.9、20cm 171p、1月、ふたり
「すべてがデジタル化する世界で悟とみゆきが交わした、たったひとつの不器用な約束。素性も連絡先も知らないまま、なぜか強烈に惹かれあう2人の、アナログな関係が始まった。」
文字も大きくて、行間もたっぷりあって、読みやすい文章なんで、ほとんど一気読みでした。
映画では暴力描写が特徴のたけしさんですが、美しい恋愛小説です。
あっという展開はないんですが、王道のハリウッドメロドラマを見るような感じです。
友人ふたりの掛け合いは、漫才だし、彼女との会話で落語の話も出てきて、たけしさんらしいなぁーって思いました。