「1Q84」、「世界の終わりと・・・」、「羊をめぐる・・」、「ダンス・・」、「ねじまき鳥・・」、「海辺のカフカ」、「ノルウェイの森」、「色彩を持たない・・・・」を読みました。
次に読んだのがたまたまこれです。
「真夜中から空が白むまでのあいだ、どこかでひっそりと深淵が口を開ける。」
読みやすいです。
読んでいて心地いいです。
でも、ふと考えると、まったく何がなんだかわかりません。
いやぁー、これまでも村上さんの作品ってよくわかんないと思っていましたが、もしかしたら、これが最高のわかりにくさじゃないかと・・・・。
エリはなぜ眠り続けているのか?
仮面の男は誰?
白川と他の登場人物との関係は?
まったくもって不明です。
あのふつうっぽい高橋も、ことばの端々をとらえると、なにやら怪しい雰囲気で・・・。
でも、まぁ推理小説の犯人当てじゃないんで・・・・。
こういった小説を面白いなぁーって思えるほどの”本の達人”には、父さんはなっていないみたいです。