40年前、テアトロ東京で「スターウォーズ」を見ました。
ほんとに、ビックリしました。
こんな映画があるんだぁーって。
「ローグワン」はスピンオフ映画ということらしいです。
スピンオフというといい思い出はありません。
昔、「踊る大捜査線」のスピンオフ「交渉人 真下正義(2005)」を映画館で見ました。
面白くなかったです。
その後、テレビで米映画の「ネゴシエーター (1997)」を見ました。めちゃくちゃ面白かったです。
「相棒」のスピンオフ映画「相棒シリーズ X DAY」もたいしたことなかったなぁー。
数年前、ジョージ・ルーカスが、スターウォーズをディズニーへ売却したと聞きました。
3200億円というべらぼうな金額だそうです。
去年、新作「エピソード7(フォースの覚醒)」が公開されました。
そして、今年はスピンオフです。
ルーカスは、SW生みの親・育ての親であるため、大きくなりすぎたファンの期待に、こたえることができなくなったみたいです。
だって、新作をいっしょうけんめい作っても、「第1作(エピソード4)に比べたら・・・」ってたたかれるんですから。
その点、ディズニーは、こだわりがなくて、なんといっても商売上手なんで、次から次へと新作を作っちゃいます。
大丈夫かなぁー。
そんなこんなで、大きな不安と少しの期待を持って映画館へ。
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー、2016、ROGUE ONE A STAR WARS STORY、アメリカ、初公開年月 2016/12/16、12/21(木)、海老名TOHO、2D字幕、シニア割り1,100
「スター・ウォーズのアナザー・ストーリー。エピソード4でレイア姫がR2-D2に託した“デス・スター”の設計図はいかにして反乱軍の手に渡ったのか、というこれまで語られることのなかった物語を、一匹狼のヒロイン、ジン・アーソをはじめとする新たなキャラクターたちの活躍を通して描き出す。」
これは、すごい。
スピンオフだからたいしたことないだろうっていう予想をいい意味で大きく裏切ってくれます。
傑作です。
いままでのSWと違って、ジェダイは登場しません。
人間が希望のために戦います。
ですので、傷つき、そして、ラストは、ほんとうにこんな展開になるとは・・・・・・。
帝国軍のスターデストロイヤーとタイファイター 対 反乱軍のXウイングの戦闘は、もうこれでもかって迫力。
そして、終盤は、ダースベイダーの赤いライトセーバーの独壇場です。
ジェダイのいない世界では、誰も彼に立ち向かうことができません。
それにしても、懐かしい顔がいっぱい登場します。
びっくりしたのが、帝国軍No.2のターキン提督です。ピーター・カッシングさんはとっくの昔になくなっています。
たぶん、CGでしょう。
そして、若き日のレイア姫も。
俳優さんがなくなっても、こうやって画面に登場できるって、なんか不思議な気分です。
この映画のラストから、10分後、第1作(エピソード4)の冒頭シーンにつながります。
なんか、まんまと、ディズニーのSW戦略にはまってしまったような気がします。
でも、この映画はよかったなぁー。