・・多崎つくる・・・

今年のノーベル賞文学賞は、なんとボブ・ディランさん。

「なんでぇー」と思いましたが、そういう選び方をしてもいいんだぁーって。

毎年この季節になると村上春樹さんの話題になります。

別に、そんなことを知らないで、図書館で予約していました。

1Q84」、「世界の終わりと・・・」、「羊をめぐる・・」、「ダンス・・」、「ねじまき鳥・・」、「海辺のカフカ」、「ノルウェイの森」を読みました。

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年村上春樹、2013.4、370p

「良いニュースと悪いニュースがある。多崎つくるにとって駅をつくることは、心を世界につなぎとめておくための営みだった。あるポイントまでは…。」

Tazaki

途中でやめられなくて、ほとんど一気に読んでしまいました。

読みやすいというのはいつもどおりですが、比較的わかりやすいお話しだったような気がします。

でも、ラストは何もかも放り出して、「あとはみなさんで考えて・・・」って感じで。

父さんみたいに、深読みできない人間には、もうちょっと続きを書いてほしいなぁー。

最後の場面になると思っていた「水曜日」に何があったのかどんどん気になってきます。