日暮らし(上下)

昨年「ぼんくら」を読みました。

どうしても、続編を読みたいと思っていました。

宮部さんは、「火車」、「小暮写眞館」、「 レベル7」、「我らが隣人の犯罪」と続いて読んだんですが、「ぼんくら」の時代劇ってなんかほっとするところがあります。

日暮らし(上下)、宮部みゆき

上、2005.1、367p

下、2005.1、374p

「本当のことなんて、どこにあるんだよ?江戸町民のまっとうな日暮らしを翻弄する、大店のお家の事情。ぼんくら同心・井筒平四郎と、超美形少年・弓之助が、封印された因縁を、いよいよ解きほぐす。」

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「ぼんくら」で残っていたもやもやがなんかすべてきれいに解消しました。

平四郎・弓之助・おでこ、この3人の掛け合いがもう楽しくて楽しくて・・・・。

宮部さんはたしかに、現代物の推理小説も面白いんですが、時代劇はさらに面白いというか、のびのびと書いておられるような感じを受けます。

読んでいて、楽しいです。