なんか、めちゃくちゃ面白いっていうんじゃないんですが、気になるんです。
いろんなジャンルの作品を書いておられというので、SFっぽい題名の本を選んでみました。
「光の帝国 常野物語」(とこのものがたり)、恩田陸(おんだりく)、1997.10、269p
「彼らが生かされている場所と帰るべきところは?あなたのまわりにも彼らはいる。不思議な能力を持つ一族の物語。」
読み始めて、10個の短編集だと気づきました。
でも、それらが、「常野(とこの)」という一族の話しだということもわかりました。
ひとつひとつの話しが独立していて、なおかつ、やんわりとつながっています。
その微妙さ加減がなんともいえません。
SFというよりは、やはり、ファンタジーというジャンルなんでしょう。
一気に読みました。
おもしろかったです。
が、いろんな話しが、決着しないまま、放り出されたままです。
あとで、調べたら、続編を書いておられるみたいです。
「蒲公英草紙 常野物語」
「エンド・ゲーム 常野物語」
たぶん、続けて読んだら、いくらなんでも、飽きちゃいそうなんで、すこーし間をあけてから挑戦したいと思っています。