以前、「八日目の蝉(ようかめのせみ)」を読みました。もう一冊読もうと・・・。
「対岸の彼女」、角田光代(かくた みつよ)、2004.11、288p、直木賞受賞
「女の人を区別するのは女の人だ。既婚と未婚、働く女と家事をする女、子のいる女といない女。立場が違うということは、ときに女同士を決裂させる。」
これって、「直木賞」作品だそうです。直木賞って、『容疑者Xの献身』、『まほろ駅前多田便利軒』、『下町ロケット』などあるんですが、やはり、時々、凡人には「なんで」って、わかんなくなります。
たしかに、女性でしか書けない女性の物語なんでしょう。
角田光代さんは、やはり、女性に人気のある作家さんみたいな気がします。
たぶん、ちょっと、父さんには、わかりづらくて・・・。
途中、ドキッとしたのが、女子高校生の主人公ふたりが、父さんが以前、30年間住んでいた街で、飛び降り自殺しようとしたことです。実際、昔、そのあたりでは、中学生3人の飛び降り事件がありました。