「マッドマックス2 (1981)」は、父さん大好き映画のひとつです。
つい最近も、テレビ東京 午後ロードで放映してたんで、また見てしまいました。なんど見てもおもしろい。
この映画は、オーストラリアの砂漠で、オーストラリア人俳優のメル・ギブソンを一躍スターにしてしまいました。
ケビンコスナーの「ウォーターワールド(1995)」なんかは、完全にこの映画のパクリだと思います。改造車が水上バイクに変わっただけです。
でも、大阪USJのアトラクション「ウォーターワールド」はほんとおもしろく、去年と今年の2回とも見てしまいました。
とかなんとかは余計なことなんですが、なんと、同じ監督(ジョージ・ミラー)が、30年ぶりに、「マッドマックス」を作ったとなると、そりゃなにはともあれ映画館へ。
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「マッドマックス 怒りのデス・ロード」、2015年、MAD MAX: FURY ROAD、120分、オーストラリア、初公開年月 2015/06/20、R15+、6/24(水)、海老名TOHO、3D吹き替え、1,400円
「石油も水も尽きかけ荒廃した世界。愛する家族を守れなかった元警官マックス。独裁者ジョー率いる殺戮暴走軍団と、マックスが助太刀する反逆の女戦士フュリオサのノンストップ・チェイスが、ド迫力アクション&バイオレンスで描かれていく。」
もう最初から最後まで、タンクローリーと改造車、バイクの、すさまじい追いかけっこの連続です。
ながーいポールの先に乗って、車から車へ飛び移る場面なんか、もう「シルク・ドゥ・ソレイユ」状態です。もうすごいの言葉しかありません。
お話しはたいしたことありません。物語りだけなら、「マッドマックス2」のほうが上だと思います。でも、途中から、ストーリィなんかどうでもよくなります。これだけ、徹底的に、そして、考えられるだけのアクション、アクションの連続は、もうもう感動的です。
マッドマックス続編というのは、過去になんども映画化の話題があって期待してたんですが、その都度ポシャッてました。
念願がかないました。そして、期待通りです。
本作も、オーストラリアで撮影予定だったそうですが、大洪水の影響で砂漠が緑の草原となって、急きょ、アフリカのナミビアの砂漠で撮影されたそうです。
なんにもない風景は、荒廃した未来を思わせます。
メルギブソンが年とりすぎたんでマックス役は、トム・ハーディへ。
あの「ダークナイトライジング」の悪役ベインです。マスクしてるんで、顔がよくわかんなかったです。
今回のマックスの敵役は、イモータン・ジョー 。こんなかっこうじゃ誰がやっててもいっしょじゃん。
でも、この映画の主役はと言ったら、そんな男連中を押しのけて、最初から最後まで、アクションにつぐアクションのフュリオサ役の シャーリーズ・セロンです。
いままで、冷たい美人って印象しかなかったんですが、丸坊主に片腕という汚れ役を徹底的に演じてくれています。
いやぁー、おもしろかったなぁー。こういう映画は映画館で、見なきゃ。