DVD「ゴッドファーザーPART III」

ゴッドファーザー(1972)」と、「ゴッドファーザーPART II(1974)」は傑作だったと思います。マーロンブランド、アルパチーノ、ロバートデニーロ、ほんと凄みがありました。映画館で見て、ビデオで見て、最近、またリバイバル上映を見ました。

第三作があるのは以前から知っていました。

ただ、噂で、「地獄の黙示録」製作で大きな負債を背負ったコッポラ監督が、借金チャラの条件で作った映画って聞いてたんで・・・・・。

たしかに、「地獄の黙示録」はよくわかんない映画でした。いまは、字幕の戸田奈津子さんデビュー作っていうほうで有名になっています。

ゴッドファーザーPART III」、1990年、THE GODFATHER: PART III、162分、アメリカ、初公開年月 1991/03/08、DVDレンタル、129円

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「コルレオーネ・ファミリーを描いた壮大なドラマの最終章。ファミリーのドンとなったマイケルは、バチカンの加護を得て一切の犯罪から手を引くことを宣言した。だが後継者に甥のビンセントを立てたことから内部抗争に火がついてしまう。」

あまりにも前2作が名作過ぎて、第三部はケチョケチョンにされていますが、今回、初めて見たら、けっこう、おもしろかったです。前2作の思い出シーンも織り込んで、感動的なラストで終わってくれました。よかったよかった。

と言いたいんですが、どうしても、どうしても、ポッカリあいた大きな穴が気になるんです。

「義兄弟の弁護士 トム・ヘイゲン( ロバート・デュヴァル)」が出演していないのです。

PART1・2と続くコルレオーネ・ファミリーの歴史を冷静な目で眺めていた彼の存在はめちゃくちゃ大きかったような気がします。

噂では、ギャラで折り合いがつかなかったみたいです。もし、コッポラ監督がもっと発言力ある立場だったらこうなっていなかったんじゃないかと思うんですけど・・・・・。