イミテーション・ゲーム

けっこうカンバーバッチさんは気になっている俳優さんです。

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」、2014年、THE IMITATION GAME、115分、イギリス/アメリカ、3/18(水)、海老名TOHO、字幕、シニア割り1,100円

Eniguma

「第二次大戦時にドイツ軍が誇る史上最高の暗号機“エニグマ”の解読に挑み、連合軍の勝利とコンピュータの発明に貢献した実在の天才数学者アラン・チューリングの時代に翻弄された過酷な人生を映画化した感動の伝記ドラマ。」

いやぁー、2時間スクリーンに引き付けられっぱなし。いい映画です。そして、最近見た映画では最高傑作かも。

予告編で「主人公と彼を助ける女性の愛の物語」かと見はじめたんですが、予想外の展開。

コンピュータの基礎を築いたといわれている主人公アラン・チューリングの切なくて寂しい生涯を、そして、そんな時代背景が、ほんの数十年前のことだったということを、はじめて知りました。

映画は、主人公の学生時代、暗号解読、戦後の3時代を並行して描いていきます。そのことによって、主人公の秘密が徐々に明らかになって・・・・・・・・。

戦後、英国政府は暗号解読チームを極秘にしていたそうです。映画を見れば、そりゃそうだぁー、とてもこんな使い方をしていたなんて、明らかにできないだろうなぁーって思ってしまいました。

孤独な天才数学者を演じたベネディクト・カンバーバッチさん、すばらしい表情でした。アカデミー主演男優賞を取ってほしかったなぁー。

うまくコミュニケーションがとれず、チームから孤立してしまった主人公アランが、彼女の助言で、仲間にリンゴを配るシーンが、とってもおかしかったです。