おみおくりの作法

1/31(土)は、フラメンコがお休みで、そして、見たい映画があったんで、またジャック&ベティへ。

先週から銀座シネスイッチで公開され、ベティは初日だけど、土曜日朝一10時なんで、大丈夫かなぁと思ったら、なんと、売り場が2階なのに、道路まで長蛇の列。「えっー」。

でも、2階からチケット持って出てくる若い女性が多数。「??」

スタッフの方から「・・・、この次の11:45の『さよなら歌舞伎町』では、主演の染谷将太さん、廣木隆一監督による舞台挨拶があります。そのチケット購入の方もこの列に並んでください・・・・」、ふたりで「そういうことかぁー」。

映画を見終わって外へ出たら、もう映画館周りは長蛇の列です。

染谷さんがやってくるなんて、ジャック&ベティってスゴイなぁーって感心しました。染谷さんは、たしか、最近、菊地凛子さんと結婚されたみたいです。

で、かんじんの映画なんですが、天才スピヴェットのときの予告編で見たいなぁーって思ってたんで・・・・。

おみおくりの作法」、(2013)、STILL LIFE、91分、英/伊、

1/31(土)、 ジャック&ベティのベティ、字幕、夫婦割り2,000円

Omiokuri

「ひとりきりで亡くなった人の葬儀を執り行う孤独で真面目な地方公務員を主人公に、彼が見ず知らずの故人の人生に誠心誠意向き合い、関係者を訪ねてイギリス各地を旅する中で自らの人生も見つめ直していく」

題名から「おくりびと」を連想してしまうんですが、原題は「STILL LIFE」。英語で静物画という意味もあるみたいなんですが、なにかで見た監督さんの話から、「未だ人生」、「それでも人生」、「それでも価値のある人生」ってことじゃないかと思うんですけど・・・・。

真面目に仕事をする主人公の姿が、淡々と描かれていきます。彼は、誰にどう評価を受けるかなどということに一切省りみることなく、職務に忠実に・・・・・・。

そして、終盤、驚きの展開で、それに続くシーンは、もう涙なしには見ることができません。

いろいろ書きたいんですが、一言書いちゃうと・・・・・。

ぜひ、予備知識なんかなしでいいですから、観てほしい作品だと思います。

ちなみに、父さんたちは、1/31(土)10:00の回を観たんですが、ほぼ満員に近かったです。すごい。

そして、あとで知ったんですが、そのあとの14:15の回は、満席立ち見となったみたいです。これから見る方は開演よりちょっと早い目に映画館へ。

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そういえば、初日初回だったんで、主人公が使っていた「BIC2色ボールペン」をプレゼントでもらいました。なんか、うれしいです。

この映画館は、たしかに、小さいし、古いし、傾斜もあんまりついていないし・・・・。

でも、よけいなCMや、しょうもない短編アニメ、長ったらしい予告編なんかが無くて、予告編2本くらいで、あっさりと映画が始まるんで、ほんとうれしいいです。

父さんは、他の映画館では、本編がはじまるまで、疲れないように、目をつぶるようにしています。