ビル・ロビンソン

ビル・ロビンソンさんが亡くなりました。75歳だそうです。
はじめてみたのは、1968年の、国際プロレスTV中継です。ロビンソンさん30歳、父さん16歳です。

 

日テレの日本プロレスに対抗して、TBSをバックに国際プロレスが旗揚げするんですが、エースとして売り出したグレート草津さんやサンダー杉山さんは、いくらストーリィがあるプロレスといっても、その力不足はどうしようもありません。
たのみの外人レスラーはというと、日本プロレスとの争奪戦で敗れて、アメリカ人レスラーの招へいがうまく行きません。やむをえず、日本へ呼んだのが、イギリス人レスラーのロビンソンさんです。

 

それまでの外人レスラーは、悪役で、日本人レスラーが、最後にはやっつけるというストーリィなんですが、ロビンソンさんは、たぶん、初めて善玉として登場した外人レスラーだったと思います。
しばらくは、ほとんど、ずーと、日本にいたんじゃないかと思います。

 

その後、新日本プロレス日本プロレスにも参戦しますが、父さんは、やはり、国際プロレス時代が一番好きです。
必殺技は、ダブルアームスープレックス人間風車)です。いま考えると、一種のそり投げなんで、それが必殺技になったということが、不思議なんですが・・・・。

 

たぶん、それほどの大物レスラーでなかったんだと思うんですが、プロレス団体の争いのせいで日本マット登場となり、うまーく日本人観客の心をつかみました。
最終的には、アメリカでも大活躍する大物レスラーになりました。
ロビンソンさんは、日本人が大きく育てたレスラーのひとりだったんじゃないかと思います。