小さいおうち

ここんとこ毎週水曜日は映画を見ています。今週は、「だまされた」と思って、「小さいおうち」を観てきました。

「小さいおうち」、2/26(水)、海老名TOHO、夫婦割り。

Kurokiharu

山田洋次監督が、直木賞受賞作を映画化。日本が戦争へと向かっていく昭和初期の東京を舞台に、赤い三角屋根の小さな家に、女中奉公することになった主人公タキによって語られる美しい女主人の恋の行方。」

だまされてよかったです。とってもとっても良かったです。反戦映画でもあり、メロドラマでもあるんですが、見終わって、さわやかーな気分になりました。

なぜ、タキは手紙を渡さなかったのか、いろんな推測ができるんですが、映画は、あえて、説明していないような気がします。もしかしたら、原作を読めばわかるのかも・・・。

日本映画って、やっぱり、時代背景も良くわかるし、俳優さんも知ってる人が多いし、何はともあれ、字幕を読まなくていいんで、らくちんです。

松たか子さんはとってもきれいです。

吉岡秀隆さんが登場したときは、「三丁目の夕日」みたいだなぁーて思ってしまいました。

芸達者な役者さんがいっぱい出てくるんですけど、でも、やはり、黒木華さんです。田舎娘の女中役というのがピッタリです。

TVの授賞式の映像なんかみると、すごい美人と言うわけでもなく、あんまり特徴もない俳優さんだなぁーって感じだったんですが、この映画で東北なまりの黒木さんを見ていたら、あの「フラガール」でいわき弁を話していた蒼井優さんに、とても似ているなぁーて思いました。これから、たぶん、引っ張りだこになるでしょう。