ライフ・オブ・パイ

ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝(3D)」を観たときに、「3Dメガネをおかけください」に続いて、予告編が流れました。真っ青な海と黄色い虎、これは絶対に見ないと。

というわけで、封切り早々、ふたりで「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日(3D・吹き替え版)」を鑑賞です。

1/30(水)、海老名TOHO、夫婦割り、片方がメガネ持参、片方がメガネ付きなんで、2700円。

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いやぁー、きれいな画面の連続です。3Dで迫力満点です。そして、最後は、あれっっと思わせてしまいます。

監督はアン・リーさん。父さんの大好きな「グリーン・デスティニー」の監督さんです。あのワイヤーアクションはすごかったなぁー。

小説のネタ探しをしている作家に対して、成人した主人公パイが、ある物語を語り始めます。

前半は、主人公パイの生い立ち、宗教観、恋愛などが語られます。けっこうそれが面白いです。そして、動物たちと貨物船に乗ってからが、すごいシーンの連続です。

嵐に遭遇して、小さな救命ボートに、虎と、たった一人で乗り合わせることになった少年。

単純な動物と人間の友情ドラマなんかではありません。虎はあくまでも虎、凶暴な猛獣と知恵を駆使する少年の戦い。それが、広大な海を、満点の星を、バックに繰り広げられていきます。

で、もちろん、少年は助かるんですが、作家に対して、成人した主人公は、最後に、もうひとつの・・・・・。キャー、もうこれ以上は・・・、見ていない人がいるだろうし、けっこうこれから見る人も大勢いるでしょうから、とても書けません。「ドラゴンゲート」なら見る人そんなにいないだろうから最後のどんでん返しまで書いちゃうんですけど。

これを見ていて、ふと、昔ビデオで見た「ビッグ・フィッシュ」という映画を思い出してしまいました。あのティム・バートンが監督です。誰も信じないホラ話ばかりしている父親が、最後に亡くなって、息子たちの前に、そのホラ話の登場人物が現れるって・・・。父さんはすごーく面白かったですが、・・・・・・・。

映画の中で、人が人へ語る、というスタイルをとれば、どれが真実でどれがホラ話なのかわからなくなる、って・・・・・・・。

ごちゃごちゃ書いたんですが、この映画は、やっぱり、映画館で、それも3Dで見るべきじゃないかと思います。父さんは、3D字幕は文字が浮いて見えるのが、気になってしまうんで、吹き替え版は正解だったと思います。

はじめて、3Dにピッタリな、きれいな、そして、面白い、良い映画を観ました。(アバターは、つい最近テレビで初めて見たばかりです。)