以前は、時々画面のバックを変えていました。一番お気に入りは、マンタです。
中村征夫さんの写真です。
でも、しばらくすると、今の無地に戻します。なぜなら、バックを見たくて、自分の写真や文章が邪魔になるからです。
機会があって、中村さんの講演を聞くことができました。
父さんは、きれいな海の写真を撮影する方という知識しかもってませんでした。
北海道地震の津波で九死に一生を得たこと、撮影器材を全部失って写真家をやめようと思ったこと、ヘドロの東京湾にもぐり続けていること、珊瑚の白化現象、諫早湾の干拓、等々、自然の偉大さ、それを壊していく人間、自然が少しでも負担にならないように人間が気をつけないといけない、ということを熱心に語られていました。
ちょっと、中村さんの写真を見る目が変わったうな気がします。