カジノロワイアル

MOVIX本牧、夫婦割り+1。

あんなポーカーがあるなんて知りませんでした。手札が各自2枚、場札がオープンで5枚、一枚開くたびに、掛金をあげていきます。最終的に、2+5=7枚のなかで、役を作って競います。ラストは、ル・シッフルのエースのフルハウスに対して、ボンドがストレートフラッシュで勝ちます。ポーカを知らないとまったくついていけない展開です。

透明な車やチャチな秘密兵器はでてきません。ボンドが顔中傷だらけになってしまいます。

最近続いた子供だましスパイ映画とはガラリと変わってしまいました。そのため、最初は違和感があります。

敵役ル・シッフルがほんと悪そうな顔つきなんですが、それにもまして、ボンドが悪役顔なんです。

主演のダニエル・クレイグミュンヘンに出演していたそうですが、父さんは見てないんで、ホンと知らない役者さんばっかしです。

その分、緊迫感もあるし、スタントなしといわれているアクションシーンはすごいです。

★★★★☆

そういえば、第3作の「ゴールドフィンガ(1964)」は、父さんが小学6年の時、家族でトロッコ電車に乗った帰り、富山駅で、大阪行きの夜行列車までの待ち時間に駅前の映画館で見た記憶があります。こんな、面白い映画があったんだぁ、という感想でした。仕掛けだらけのアストンマーチンにはビックリでした。

数年前に、もう一回、レンタルビデオをみたら、あまりのカッタルサにいやになりました。

ということで、昔面白かった映画で、今見ると面白くないという一番の例となってしまいました。

(父さんは、ピアース・ブロスナンの、あのあほらしいSFっぽい「ワールドイズノットイナフ」や 「ダイアナザデイ」もけっこう好きでした。)