SAYURI

SAYURI本牧、夫婦割り。

日本語と英語交じりの会話が少し気になります。中国人スターが芸者役というのも。寺と神社がまぜこぜとか、歌舞伎とおいらんと芸者がごちゃごちゃ、とかいろいろ言いたいことはありますが、別に、これは、日本人に見せるために作ったわけではないんですから、と割り切れば、面白く見ることができます。ロシア潜水艦「K-19」の艦長が、英語ぺらぺらのハリソンフォードなんですから。

チャンツイ、ミシェルヨーにヨーヨーマのチェロとくると、「グリーンデスティニ」を思い出してしまいます。やはり、日本映画というより、アジア映画なんでしょう。

国際(アメリカ中心ですけど)映画界には日本人女性スターが少ないのでしょうか。工藤夕貴は頑張ってました。桃井かおりはけっこう言葉で苦労したらしいです。もっといつもの凄みがほしかったなぁ。やっぱ、これからは、大後寿々花さんに期待しましょう。まだまだ小学6年生ですけど。チャンツイなみの世界に通用するスターになってください。

原作がけっこう評判らしく、日本でも文庫本がでているらしいです。アメリカ人がこういった日本に興味を持っているというのが新たな発見でした。★★★☆☆