宇宙の日本人

やっと野口さんが帰ってきました。日本人飛行士ってことで、けっこうニュースを見ました。いろいろ?があります。宇宙ステーションに2名も住んでたんだ。ステーションは地上から東京-岐阜の距離って、えらい近いなぁ。耐熱セラミックがはがれないように、ゆっくり大気圏突入出来ないのかなぁ?上がる時はなぜ高熱にならないんだ?ステーションの乗員入れ替えはどうやってんの?

どうも重力が問題のようです。軌道をまわる為には、遠心力で重力とバランスを取る為、時速数万キロの速度で飛ばなければならないし、そこまで、速度を上げるためには、ものすごい燃料が必要のようです。反対に、帰りは、重力に引っ張られて、猛スピードで落下してきます。逆噴射すればいいんでしょうが、また燃料が必要です。ロシアのソユーズっていうのは枯れた技術なんですね。安定して人間を宇宙へ送り込んでいます。帰還カプセルも使い捨てなんで焼け焦げながら落ちてきます。使い捨てでなく、使いまわし出来るスペースシャトルで、大勢の人間と大きな貨物を運べば、安くつくはずだったんです。でも、結局高いものになってしまったようです。荷物は無人シャトルで、人間はソユーズ型ロケットで、ってなってしまうんじゃないでしょうか。

二人の日本人を思い出します。コロンビア(1992年)の毛利さんを出し抜いた、ソユーズ(1990年)のTBS秋山さん。「これ本番ですか?」という第一声は間が抜けていました。1994年の向井千秋さんのシャトル発射を見ていたハッピ姿のひげのだんなさん。変な人って思っていたら、立派なお医者さんなんだって。