薬丸岳さんの「刑事のまなざし」は傑作だと思いました。
続編が次々と書かれ、夏目刑事シリーズとなりました。
今回の本は、シリーズ4作目になります。
移動図書館の書棚で見つけたんで、読む順番が入れ替わってしまいました。
刑事の怒り、薬丸岳、講談社、2018.1、20cm 280p、3月
「被害者と加害者、その家族たちの“想い”をみつめてきた刑事・夏目信人が出会う四つの事件。」
安定のおもしろさ。
短編集ですから、サクサク読めます。
四つのお話が、年金不正受給・性犯罪・外国人労働・介護という現代的な問題を扱っていて考えさせられてしまいます。
夏目刑事のやさしさがほっとさせられます。
シリーズのほかの作品も読みたいです。
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薬丸岳さんの本で読んだ作品は下記です。
刑事のまなざし、天使のナイフ、刑事の怒り