むかしむかしあるところに、死体がありました。

昔話を本格ミステリーにしたということで、ベストセラーになりました。
図書館の行列は長かったです。
初めての作家さんです。

むかしむかしあるところに、死体がありました。、青柳碧人(あおやぎ あいと )、双葉社、2019.4、6月

Mukasi

「鬼退治。桃太郎って…えっ、そうなの?大きくなあれ。一寸法師が…ヤバすぎる!ここ掘れワンワン埋まっているのは…ええ!?」

一寸法師に花咲か爺さん、つるの恩返しに浦島太郎、そして桃太郎。
探偵物大好きのとうさんは、大好きな展開です。
昔話が密室殺人事件になったり、打ち出の小槌が犯罪のキーになったり、おもしろい。
バラバラな話しが、最後の桃太郎で…。
けっこう考え抜かれた構成です。
好きだなぁー。