クドリャフカの順番

米澤さんの作品は、けっこう好きなんです。
12冊目の本は、古典部シリーズ第3弾。
学園もので、ちょっとしたミステリーです。

クドリャフカの順番米澤穂信角川書店、2008.5、15cm 393p、4月

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「文化祭が始まった。古典部は手違いで文集を作りすぎた。部員が頭を抱えるそのとき、学内では奇妙な連続盗難事件が起きていた。」

毎度のことながら、たいした事件じゃないんですけど、米澤さんにかかるとすごい謎解き物語になります。
今作では、古典部4名の視点で描かれています。
ほんと、おもしろい。
ラストもスッキリと解決。
古典部シリーズは6作目まであるそうなんで、まだ楽しめそうです。
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米澤穂信(よねざわほのぶ)さんの作品の中でこれまで読んだものは下記です。
満願、儚い羊たちの祝宴,、氷菓春期限定いちごタルト事件さよなら妖精、王とサーカス、折れた竜骨、インシテミル、本と鍵の季節、愚者のエンドロール夏期限定トロピカルパフェ事件クドリャフカの順番