ある男

初めての作家さんです。
以前、新聞のブックコーナーで見て、面白そうと予約しました。
行列はちょっと長かったです。

ある男、平野啓一郎文藝春秋、2018.9、20cm 354p、2月
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「事故でなくなった夫は、まったく違う人物だった…。」

ある男の本当の過去を捜し求める弁護士の物語です。
最初から、次にどうなるかが気になって読むのをやめることができなくなりました。
これは傑作だと思います。

この本は2018年の作品です。
東日本大震災後やヘイトスピーチの話しが頻繁に出てきます。
不朽の名作というのはあるかと思います。
でも、映画でも、古いものは見ていてちょっとしんどいことがあります。
同じように、本にも賞味期限というのがあって、出版されたらできるだけ早く読んだほうがいいなぁーって最近思います。