「満願」を読んでから米澤穂信さんのファンになりました。
ちょっとくせになる作家さんです。
8冊目です。
インシテミル、米澤穂信、文藝春秋、2010.6、16cm 522p、10月
「時給11万2千円がもらえる仕事に応募した12人の男女は、施設に閉じ込められ、実験の内容を知り驚愕する。」
途中まではしんどい。
登場人物が多いし、ルールがやたら細かくてややこしい。
でも、どんどん殺されて人数が減ってからは一気読み。
先が気になって気になって・・・。
そういうことなんだぁー。
ただ、参加者の動機とか、施設を作った「主人」の謎はほったらかしです。
もうちょっと種明かししてほしいなぁー。
------
米澤穂信(よねざわほのぶ)さんの作品の中でこれまで読んだものは下記です。
満願、儚い羊たちの祝宴,、氷菓、春期限定いちごタルト事件、さよなら妖精、王とサーカス、折れた竜骨、インシテミル