青い鳥

重松さんの本は7冊目。
短編集です。
先生が主人公です。

青い鳥、重松清、新潮社、2007.7、20cm 325p、9月
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「村内先生は中学の臨時講師。言葉がつっかえて、うまくしゃべれない。でも、先生は、授業よりもたいせつなことを教えてくれる。」

8つの短編集です。
いじめる側の視点からの作品が多いです。
村内先生は、吃音でうまくしゃべることができないから、大切なことしかしゃべらない。
そんなせんせいが実際に存在してほしい。
8つのお話には若干バラつきがありますが、すごーくいい本です。
重松さんの本はほんといい。
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これまで読んだ重松清さんの作品です。
流星ワゴン、その日のまえに、ビタミンF、とんび、エイジ、熱球、青い鳥