むらさきのスカートの女

2019年上半期芥川賞は「むらさきのスカートの女」。
今村夏子さんはいままで読んだことがありません。
図書館はもう数百人の行列です。
貸していただきました。

むらさきのスカートの女、今村夏子、朝日新聞出版、2019.6、20cm 158p、7月

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「”むらさきのスカートの女”が気になっている“わたし”は、”ともだち”になるために・・・・。狂気と紙一重の滑稽さ。」

芥川賞受賞作品は用心しています。
というのも、最初に読んだのが「蛇にピアス」。
これがあまりにも「痛い」内容だったんで芥川賞アレルギに。
次が、「蹴りたい背中」、それから、「火花」、「コンビニ人間」。
あとのふたつは、おもしろかったです。

そして、今回の本は、読みやすい。
158頁なので、あッという間に読了。
感想はというと、不思議な感じ。
「むらさきのスカートの女」とともだちになろうとする主人公の話しです。
ただ、その行動がストーカみたい。
そして、終盤、急展開。
そして、新たに「・・・・色・・・・の女」が登場します。
なんだろうこの本は。