重松さんの本はこれが4冊目です。
昔、テレビドラマであったような・・・・。
とんび、重松清、角川書店、2008.10、20cm 382p、1月
「ヤスさんに長男アキラが生まれた。しかし、その幸福は、突然の悲劇によって打ち砕かれてしまう。我が子の幸せだけを願いながら悪戦苦闘する。」
こういうタイプの本は避けてたんですが・・・・・。
知らずに読んでしまいました。
不器用な父親ヤスさんと、できのいい息子アキラの物語です。
とんびとたかのお話しです。
ふたりのまわりを、たえ子ねえさん、幼馴染の照雲、その父海雲住職が取り囲んでいます。
読んでいる最中、油断すると涙が止まらなくなります。
いい本です。
そして、読んだ後、明日からもがんばろうというさわやかな気分になります。
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これまで読んだ重松清さんの作品です。
流星ワゴン、その日のまえに、ビタミンF、とんび