アヒルと鴨のコインロッカー

以前、映画「アヒルと鴨のコインロッカー」をDVDで見ました。

とてもおもしろかったのを記憶しています。

ただ、映画版であの仕掛けを知ってしまってるんで・・・・。

伊坂さんは11冊目です。

アヒルと鴨のコインロッカー伊坂幸太郎東京創元社、2003.11、20cm 331p、9月

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「長身の美青年。初対面だというのに、彼はいきなり『一緒に本屋を襲わないか』と持ち掛けてきた。彼の標的はたった一冊の広辞苑。僕はモデルガンを持って、書店の裏口に立ってしまったのだ!」

本を読み終わって、やはりあの映画はうまく映像化してあったなぁーって思います。

映画を先に見てしまったので、どんでん返しはわかって読みすすめたんで、「そういうことか」って。

普通だったら、、また最初から読み替えさなきゃいけなかったんですが・・・・。

不幸なヒロインの行動にはイライラさせられてしまいます。

そのぶん、河崎やドルジの掛け合いが面白い。

さすが、伊坂ワールドです。

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いままでに読んだ伊坂幸太郎さんの作品です。

ゴールデンスランバー、重力ピエロ、チルドレン、死神の精度、死神の浮力、アイネクライネナハトムジークグラスホッパー、オーデュボンの祈り、火星に住むつもりかい?、陽気なギャングが地球を回すアヒルと鴨のコインロッカー