以前、「葉桜の季節に君を想うということ」を読みました。
きれいにだまされました。
傑作だと思いました。
密室殺人ゲーム王手飛車取り、講談社ノベルス、歌野晶午(うたの しょうご)、講談社、2007.1、18cm 345p、10月
「奇妙なニックネームをもつ5人がインターネット上で殺人推理ゲームの出題をしあっている。密室、アリバイ崩し、ダイイングメッセージ、犯人当てなどなど。ただし、ここで語られる殺人はすべて、現実に発生していた。」
「葉桜の季節に君を想うということ」は、ふつうのお話しだと思いながら、でもなんかおかしいなぁ・・・。
で、終盤、「だまされたぁー」
同じ作者さんなんで、またまたひねりがあるんだろうなぁーって用心しながら読みました。
おもしろい。
心温まるおはしが続くと、こんなへんてこな本がいいです。
短編集かなと思わせながら、大きなひとつのストーリーになっています。
そして、衝撃のラストを期待したら、モヤモヤっと。
ページをめくると、"To Be Continued"
最後まで人をくったような・・・・・。
すぐに、続編を読んだら、作者の思う壺なんで、少し感覚を置いてからにしようっと。