初めての作家さんです。
「怒濤のどんでん返し、一気読み注意!!」というのがキャッチコピーです。
ゆっくり読もうっと。
仮面病棟、実業之日本社文庫、知念実希人(ちねんみきと)、実業之日本社、2014.12、16cm 340p、8月
「病院に強盗犯が籠城し、自らが撃った女の治療を要求した。事件に巻き込まれた外科医・速水秀悟は女を治療し、脱出を試みるうち、病院に隠された秘密を知る。」
おもしろい。
次どうなるか気になって、ページをめくる手が止まらなくなります。
最後に、どんでん返しが用意されていて、「あーぁ、おもしろかったぁ」
でも、途中で、「この人があやしい」と思ったとおりだし、違法移植手術というのもだいたい予想がついたし、ということで、なんとなく、どこかで読んだようなお話なんですが、展開が速くて、ぐいぐい引っ張られます。
読み終わって、じっくり考えると、これだけの犯罪を犯して、逃げられるんなら、日本の警察もたいしたことないなぁーって思います。