米澤さんの作品というのは恐いです。
でも、前回読んだ「氷菓」はまったく異なった青春ものでした。
たぶん、「いちご・・・」も同じ路線かも。
春期限定いちごタルト事件、創元推理文庫、米澤穂信、東京創元社、2004.12、15cm 251p、3月
「小鳩君と小佐内さんは、恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある高校一年生。きょうも二人は手に手を取って清く慎ましい小市民を目指す。それなのに、二人の前には頻繁に謎が現れる。」
ライトノベルズという分類で、小市民シリーズ第1弾だそうです。
全部ですでに3冊、これはその第一弾。
たいした事件は起こりません。
学校近辺で起きるちょっとした謎を解き明かしていきます。
重たい本の合間に読むのにちょうどいいです。
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米澤穂信さんの作品で読んだものは下記です。それにしても両極端に振れています。
満願、儚い羊たちの祝宴,、氷菓、春期限定いちごタルト事件