昨日(1/22)雪に閉じ込められたんで、自宅で映画を観ました。
以前、うちの奥さんが、新聞の映画広告を見て、「レンタルビデオが出たら見たい」って言ってたのを覚えていました。
映画館上映から4ヶ月しか経ってません。
追加料金が必要でしたが、ふたりで観るから安いもんです。
ドリーム、(2016)、HIDDEN FIGURES、127分、アメリカ、2017/09/29、dtv +540、ふたり
「米ソ冷戦下の1960年代初頭。米国はソ連との宇宙開発競争を繰り広げていた。NASAでは、黒人女性たちが計算手として働いていた。仲良し3人組のひとりキャサリンは、数学の才能を認められ、宇宙特別研究本部に配属されるのだが・・・・。」
これはこれはすごい。
感動の名作です。
この映画は、3人の黒人女性が偏見や差別と戦いながら、米国マーキュリー計画の達成に貢献したという実話を描いています。
ストーリィもいいんですが、その運び方のテンポが抜群、音楽も、そして、ところどころに入るユーモア、どれもこれも的を得ていて傑作です。
ケネディ大統領時代というのは、まだまだ、黒人差別、女性差別が色濃い。
そして、IBMコンピューターが宇宙計画に投入されると、それまで必要だった数学的計算を担当する「計算手」という仕事が不要になってしまうという背景。
この映画の原題は、「知られざる人たち」という意味だそうです。
アメリカ映画の良心を感じました。