ハケンアニメ!

辻村深月さんは、「凍りのくじら」や「ツナグ」を読んで、好きな作家さんのひとりになりました。

次に選んだのが、けっこう評判のよいこれです。

ハケンアニメ!、辻村深月、マガジンハウス、2014.8、20cm 441p、1月

「天才アニメ監督王子ちはるが、9年ぶりに新作に挑む。プロデューサー有科香屋子が口説いた作品だ。同じクールには、新人監督・斎藤瞳と人気プロデューサー行城理が組む新作も。ネットで話題のアニメーター、舞台探訪で観光の活性化を期待する公務員…。」

Hakenanime

アニメ制作の世界ということで、あんまり興味がなく、はじめはページがすすまなかったんですが・・・。

途中からどんどん引き込まれ、最後は読むのが止まらなくなります。

これはおもしろい。

いい本です。

お話しは大きく3つ。

それぞれの主人公は違うんですが、その3人が関連しあって・・・。

アニメに携わる人々のプロ仕事としての日常が凄まじいです。

心温まるお仕事小説です。

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これまで読んだ辻村深月さんの作品です。

凍りのくじら、ツナグ、ぼくのメジャースプーン、ハケンアニメ!