ノルウェイの森(上下)

しばらく、あんまり体調がよくなく、本を読む気がしませんでした。

そろそろ、なんか、読むかぁーって、選んだのが、この本です。

1Q84(2009,2010)」、「世界の終わりと・・・(1985)」、「羊をめぐる・・(1982)」、「ダンス・・(1988)」、「ねじまき鳥・・(1994,1995)」、「海辺のカフカ(2002)」を読みました。

ノルウェイの森 上、村上春樹、1987、267p

ノルウェイの森 下、村上春樹、1988、260p

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「自殺した親友の恋人だった直子と、大学の同窓生・緑との間で揺れ動く主人公の青春を描いた究極のラブストーリー。」

少し読書空白期間があったんで、安心できる作家さんの本をということで、村上さんを選びました。

年代を見ると、比較的初期の作品かなぁって。

よくわかんない文章がつづきますが、比較的、さらさらと読みやすいです。

深いところはわかんないですが、たぶん、直子(死)と緑(生)の間を行ったり来たりする主人公:ワタナベってことになるんだと思います。

それにしても、昔は、携帯やスマホがなくて、連絡手段が、固定電話や手紙ってところが、なんとなく、ホッとします。寮にある一台の電話機の前で、電話を待ったり、返事が来るかどうかわからないのに、手紙を書き続ける主人公を、なんか懐かしい気分で見てしまいます。

いまは、スマホだ、LINEだ、ってことで、手っ取り早く連絡がつくんでしょうね。

どうしても、ラストシーンの公衆電話のあとどうなったのか気になってしまいます。

それは、村上さんから読者へ丸投げされています。

父さんは、たぶん、ワタナベと緑は再会し、いろいろあって、その後別れがあったんじゃないかと思うんですが、、、、。勝手な想像です。