勤め人時代の後半のほうは、本から遠ざかっていたんですが、今年の4月から時間を見つけては、本を開いています。
図書館から借りています。読み始めるとどんどん止まらなくなるおもしろいものばかりです。ここまで読んだ本は、
・1Q84(1・2・3)
・天地明察
・白夜行
・火車
・沈まぬ太陽1~5
・蒼穹の昴(上・下)
・舟を編む
村上春樹さんが3冊で一番多いです。独特の雰囲気で、なんじゃこりゃーって思ってしまうんですが、また、読みたくなってしまいます。
で、上の中で、父さんが一番好きだったのは、東野さんの「白夜行」です。読んでいて、その当時の世界が懐かしくもあり、スマホやDNA鑑定全盛の現代では、ありえない状況なんでしょうが、ひき付けられてしまいます。それに、本の中には、主人公の視点がまったく無く、まわりの供述からふたりの秘められた19年の歳月があぶりだされるてきます。それだけに、なんともせつなく・・・・。
以前は、なんとなく、「自分のために役立つかも」ということで読む本を選んでいたように思います。ですので、実用書というようなジャンルの本もけっこう読んでいました。
いまは、単純に「おもしろそうなもの・楽しそうなもの」ということだけで選ぶようにしています。
ただ、まだ、何を読んだらいいのかよくわからず、とりあえずは、現在人気のある作家さん、それも、「日本人作家」の、ちょっと前の「小説」を、図書館HPでさがしています。
それと、時間はあるので、以前なら、ちゅうちょした分厚くながーい作品でも、いまは気にしないで選ぶようにしています。
本を読むということも、運動といっしょで、ある程度、すこしづつでも、続けていけば、習慣になるんじゃないかと。ちょっとした時間を見つけたら、本を開くようにしています。「趣味は?」と聞かれてら、「読書」も入れようと思っています。