ニュージーランド航空の機内では、4本の映画を見ました。
①綱引いちゃった!
行きの便は夜なんで、楽な日本映画をということで選んだんですが、フツウの映画でした。
②アルゴ
帰りは昼間なんで気合を入れて、アカデミー賞作品賞を選択しました。
脱出できるとわかっていても、ハラハラドキドキ緊張しっぱなし。見始めたら途中でやめられません。
こんな面白い映画を映画館で見なかったことを後悔します。
イランで、民衆がアメリカ大使館を占拠します。その際、裏口から6人の職員が秘かに逃走し、カナダ大使館へ逃げ込みます。彼らの救出のため、CIAの人質奪還の専門家トニーが、SF映画の現地調査チームという奇想天外な計画を練り上げます。
シュレッダーされた書類の山から顔写真を拾い集めるイランの子供たち。そして、飛行場で尋問を受ける職員たち。刻一刻と離陸時間が迫って・・・・・・。もうドキドキしっぱなしです。
そして、大成功に終わった脱出劇も、すべてカナダ大使館のおかげという公式発表で、そのかげで、トニーはそっと妻と子供の所へ帰っていきます・・・。
政治的な問題はスパッと省いて、脱出劇だけに絞った感動作です。ラストで、そのときの実際の写真が流れると、アメリカ人でなくても拍手喝采したくなります。
パールハーバーを見たとき、ベン・アフレックさんは大根役者さんだと思いました。この映画では、感情を抑えた演技の名俳優であり、名監督さんでもありました。
あのスティルバーグのリンカーンではなく、こっちは、大統領がヴァンパイヤハンターだったというめちゃくちゃなお話です。でも、父さんは、こういったのが大好きなんで。アクションシーンが斧を使ったカンフーばりのワイヤーアクションで、なかなかのもんです。
④ザ・ウォッチ
帰ってきてから検索したら日本未公開映画でした。あのベン・スティラー主演のコメディです。彼の作品は何本か見てるんですが、たぶん、言葉の壁だと思うんですが、何が面白いのかわからないことが多いです。
その点、この映画は、コストコ店長が自警団を組織して、エイリアンを退治するというけっこう面白いお話しでした。でも、日本公開は無理でしょう。
③と④の映画を選んだのは、前にも書きましたが、父さんは、「カンフーもの・ヴァンパイヤもの・エイリアンもの」が大好きなんで。
帰りは3本見ましたが、少し時間が余ったんで、「007スカイフォール」をイヤホンなしで見ました。やっぱり面白いです。