山の遭難

北海道の大雪山で、8名の方が亡くなられました。

夏なのに、ほんとに、山はこわいです。

被害者の方が、50歳から70歳くらいというのを聞いて、自分の父親のことを思い出してしまいます。

23年前の1986年、父は山梨県のそれほど高くない山へ一人で行って、道に迷ってしまいました。

兄と二人で、夜なかに地元警察へかけつけ、翌朝、無事、救出されました。ちょうど、かいじ国体の最中で、そのヘリコプタが見つけてくれました。

警察署長さんに「老人を一人で登山させるとは・・・」と、えらい怒られてしまいました。

そのとき、父は、72歳でした。自分の父親というのは、いつまでも若いと思っていたんですが、そのとき、初めて、年寄りなんだぁーって思いました。

署長さんの「自衛隊のヘリは一回飛んで、300万円・・・」って言葉が、いつまでも頭に残っています。