「カルメン(1983)」をDVDで鑑賞。
来年3月に、ふらめんこのアントニオガデス舞踏団「カルメン」の舞台を見ることになっているんで、予習のために、同級生から貸していただきました。
「カルメン」というのは、メリメの小説が原作ですが、ビゼーの作曲でオペラになって、有名になったそうです。ともに、フランス人ですが、舞台はスペインです。
それを、アントニオガデスさんがふらめんこで映画にしました。
古めかしい時代劇か、と思って見始めると、ふらめんこの練習風景からはじまります。
そうなんです。
この映画は、「カルメン」を上演しようと、練習していくアントニオガデス舞踏団そのものが映画になっています。
団長のアントニオは、主役カルメン役のダンサを探しています。
ある女性(名前がカルメン)を主役に抜擢します。
そして、彼女には、刑務所に夫がいたり、彼女自身が自由奔放な性格だったり、・・・・。
アントニオは彼女にのめりこんでいき、悲劇に突き進んで行きます。
舞台で練習しているカルメンのお話しと、現実の話が、まじって、どっちがどっちかわからないようになります。
あっーという間にラストへ進み、見終わったあと、スゴーく気になる映画です。
なーんか、名作のような気がしてきました。
監督:カルロス・サウラ
原作:プロスペル・メリメ