2001年宇宙の旅

先日見た「チャーリーとチョコレート工場」のあるシーンが気になっています。巨大チョコレートを、モニター内の猿達の真ん中に送り込むシーンです。「2001年宇宙の旅」のパロディです。これがわかる人は相当の年だと思います。1969年キューブリック監督のこの映画は、ヒットしませんでした。しかし、30年前にある雑誌で、「もう一度見たい映画ベスト10」でずーと第一位をキープしました。雑誌「ぴあ」です。そのおかげで、再上映となり、父さんもすっ飛んで行きました。予想通り、難解で、何がなんやらさっぱりわかりませんでした。でも、類人猿達が巨大な石版(「チャーリ」では板チョコ)に近づき、二本足で歩きはじめ、骨を武器に使い、その骨が空高く舞い上がって、「ツァラツストラはかく語りき」の音楽にのって、宇宙船になるオープニングは鮮明に覚えています。あの頃の「ぴあ」は月刊で薄ッペラかったです。懐かしいなぁ。