皮膚科受診、お薬情報

2004年11月から皮膚科受診、ピリドリン2錠とアプラチン1錠と塗り薬で、1週間1,120円

 

■ピリドリン
● 概説
ビタミンB6を補給するお薬です。
● 作用
ビタミンB6は、たん白質やアミノ酸代謝にかかわっています。また、皮膚や粘膜を正常に保ち、神経や血液の働きにも重要な役わりをしています。不足すると、肌が荒れたり、末梢神経の働きが悪くなり手足がしびれたりします。このお薬の有効成分は、ビタミンB6です。一般的な用途としては、口内炎や湿疹、ざ瘡(にきび)などに広く用いられています。
● 効能
次の疾患のうちビタミンB6の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合(ただし、効果がないのに月余にわたって漫然と使用しないこと)//(1)口角炎、口唇炎、舌炎、口内炎。(2)急・慢性湿疹、脂漏性湿疹、接触皮膚炎、アトピー皮膚炎、尋常性ざ瘡。
● 副作用
副作用はまずありません。あっても、食欲不振や吐き気くらいです。水溶性ビタミンなので、とりすぎてもすぐに排泄され、体にたまることもありません。

■アプラチン
●概説
アレルギーをおさえるお薬です。アレルギー性の病気に用います。
●作用
【働き】アレルギーの発症には、ヒスタミンやロイコトリエンなどいろいろな体内物質が関与しています。このお薬は、おもにヒスタミンをおさえることで、各種のアレルギー症状を改善します。クシャミ、鼻水、じんま疹、皮膚のカユミなどに有効です。
花粉症やアトピー性皮膚炎にも使います。
とくに、アレルギー性鼻炎(くしゃみ、鼻水)によい効果があります。アトピー性皮膚炎では、カユミの軽減効果が期待できます。アレルギーの原因そのものを治すことはできません。
●注意
花粉症では、予防的に飛散1~2週間前から開始することがあります。決められた期間、続けてください。
●副作用
副作用は少ないほうです。従来の抗ヒスタミン薬に多くみられる眠気や口の渇きの副作用も軽減されています。